アメリカの医師は患者とどう向き合っているか―医療コミュニケーションの挑戦と工夫

個数:

アメリカの医師は患者とどう向き合っているか―医療コミュニケーションの挑戦と工夫

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年08月03日 23時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760821938
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

患者による医療者評価(患者エクスペリエンス)が病院経営の重要課題であるアメリカでは、医療者の伝え方や接し方を見直す動きが広がっている。こうした転換期における患者との向き合い方とは。現場の試行錯誤から見えてきた、医療者のためのコミュニケーション改善の視点。

――推薦のことば
ドクター・チカモトは、当院の医師たちとともに、患者とのコミュニケーションを向上させるために、熱心かつ幅広い取り組みを行ってくださいました。このたび、私たちの協働の成果を日本 の医療従事者の方々に共有してくださることになり、とても嬉しく思います。この本では、アメリカの臨床現場における私たちの試行錯誤が、率直かつ温かく描かれています。ドクター近本は、本書を通じて、「患者とのコミュニケーション」という重要で緊迫した課題に対する「魔法の鍵」を見つけたと、私は心から感じています。(マウントサイナイ・クイーンズ病院長 Dr. キャメロン・ヘルナンデス )

目次より

序 章 変わりつつある患者との向きあい方
こんなはずじゃ/疲れ切った医療者/患者に評価される時代の到来
患者エクスペリエンスとは/患者エクスペリエンスを測ることと順位づけ
患者エクスペリエンスをめぐる葛藤?――患者の満足度?
患者エクスペリエンスをめぐる葛藤②――患者の色眼鏡
患者エクスペリエンスをめぐる葛藤?――いろいろな患者
コミュニケーションの特効薬

第1章 今さら聞けない
概念のひとり歩き/具体性への反論?/医師にコーチ
コミュニケーションに関するコーチング/話し言葉

第2章 苦情を言われるなんて心外!
ちゃんと聴いているのに/患者が実感する傾聴
座ることのチカラ/先生はコンピュータばかり見ていて
【実践コラム】「聴」/患者を遮ってはいけないという呪縛

第3章 わかっているんだか、いないんだか
うなずいているんだけれど/何か質問? どんな質問?
後で読みます?/余韻のチカラ/うさぎ穴に落ちないように

第4章 寄り添いたくても
寄り添っていたつもりが/先生にわかるわけないでしょ
共感の限界/インターパシーという観点/共感のダークな側面
共感だけに頼らずに/患者の権利とコンパッションという視点
どうしても寄り添えないとき
【実践コラム】やり直しボタンの勧め/医療現場のオノマトペ

第5章 患者にやる気がなくて
アドバイスの功罪/余白/物差し上の距離/空っぽの皿
隙間/医師自らにも役立つ隙間/なぜ、なぜを避けるのか
【実践コラム】沈黙のチカラ

終 章 医師が自身と向き合う
医師のウェルビーイング/医師の役割を離れたところでも
セルフ・コンパッション/グラティチュード(感謝)
酸素マスク/新しいページをめくる

アメリカの医師は患者にどのように語りかけるか

目次

序章 変わりつつある患者との向き合い方
第1章 今さら聞けない
第2章 苦情を言われるなんて心外!
第3章 わかっているんだか、いないんだか
第4章 寄り添いたくても
第5章 患者にやる気がなくて…
終章 医師が自身と向き合う

著者等紹介

近本洋介[チカモトヨウスケ]
ケアリング・アクセント(Caring Accent)主宰。早稲田大学第一文学部心理学専修に在籍中から、日本大学医学部附属板橋病院心療内科で臨床心理の研修を開始。獨協医科大学越谷病院小児科で臨床心理を担当したのち、渡米。スタンフォード大学、カリフォルニア州立大学、アメリカン大学でヘルスコミュニケーションと健康行動に関する研究、教育に携わったのち、カリフォルニアの統合医療機関、カイザー・パーマネンテ、ニューヨークの大学病院、マウント・サイナイにて、医師のコミュニケーションスキルアップのプログラムをリード。現在は、カリフォルニアとポルトガルと日本を拠点に、医療や対人援助におけるコミュニケーションの向上支援に注力。日本心療内科学会や日本交流分析学会、日本心理臨床学会などでの講演に加え、中央心理研究所主催のワークショップを通して、患者エクスペリエンス、対人援助コミュニケーション、医療者対人援助者のセルフケアという切り口を日本のリーダーと模索中。早稲田大学第一文学部心理学専攻卒、同大学大学院修士課程心理学専攻修了、ペンシルバニア州立大学大学院健康教育学博士(PhD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品