サンガ文庫
呼吸によるマインドフルネス―瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル

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  • サイズ A6判/ページ数 337p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865640946
  • NDC分類 498.34
  • Cコード C0115

内容説明

本書に収録された法話は、1986年にブッダダーサ比丘が創設した僧院スワンモークで行われた瞑想セミナーの中の連続講義から採録された。毎朝、朝食の後、スワンモークの屋外にある説法場でのブッダダーサ比丘によるタイ語の法話を、サンティカロー比丘が英語に通訳したものである。併せてサンティカロー比丘による講義の要約「英語版訳者解説」と、法話の原典である「アーナーパーナサティ・スッタ(出入息念経=呼吸による気づきの教え経)」全文を収録する。

目次

第1章 なぜダンマ(法)を実践するのか?
第2章 さあ、始めましょう
第3章 呼吸する身体
第4章 カーヤ(身体)を落ち着かせる
第5章 ヴェーダナー(感受)を統制する
第6章 チッタ(心)を洞察する
第7章 この上なきもの
第8章 最高の恩恵
英語版訳者解説:修行のための要約とアドバイス
呼吸による気づきの教え経(アーナーパーナサティ・スッタ:出入息念経)

著者等紹介

ブッダダーサ比丘[ブッダダーサビク] [Buddhad〓sa Bhikkhu]
1906年、タイ国スラートターニー県生まれ。1926年、二〇歳で比丘出家。バンコクで数年間教学に励んだのち、1932年にタイ南部の生地の近くに、ワット・スワンモーク(解脱の力の森の寺)を設立。タイにおける初期の森林僧院の一つであり、ヴィパッサナーを実践するための数少ない場所の一つだった。生涯を通じて、タイの大学から七つの名誉博士号を受けた。1960年代以降、社会福祉や地域開発といった分野の活動家や思想家たち、新しい世代の開発(かいほつ)僧と呼ばれる人々に影響を与えた。1993年7月8日、ワット・スワンモークで逝去

浦崎雅代[ウラサキマサヨ]
1972年、沖縄県生まれ。タイ国マヒドン大学宗教学部講師をへてフリー。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。現在はタイ東北部ウィリヤダンマ・アシュラム(旧ライトハウス)在住、フリーランスとして翻訳、執筆、瞑想ワークショップをおこなっている

星飛雄馬[ホシヒュウマ]
1974年、長野県生まれ。著述家・翻訳家。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。東京大学社会情報研究所教育部修了。修士(社会学)(東京都立大学、2001年)。専門は宗教社会学、社会政策。2004年ミャンマー、ヤンゴンのマハーン瞑想センターにて約3か月瞑想修行をする。東方学院にてパーリ語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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