内容説明
限定承認・相続放棄の基礎知識と実務論点をQ&A形式で整理するとともに、申述・熟慮期間・相続財産管理に係る家事審判手続を書式と一体としてわかりやすく解説!
目次
第1章 相続の承認・放棄の基礎知識
第2章 熟慮期間の考え方と実務対応
第3章 単純承認の考え方と実務対応
第4章 限定承認の考え方と実務対応
第5章 相続放棄の考え方と実務
第6章 相続の承認・放棄の関連実務
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくちゃん
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身内の当事者支援のため『自分でする相続放棄』碓井孝介 とこの二冊で学んだ。はじめはこちらのほうが学問ぽく、あまり実践的ではないと思っていたので後回しにしていた。でも読んでみると書式例も多く、たいへん参考になった。ただ、あちらには、被相続人の死亡から三か月以上経過後は、上申書(事情説明書)を提出すべきとあるのに対し、こちらでは触れられていない。本日書店で、先週出版された類書を見かけたが、自分でするという対象にはあまり感じられなかった。どうか血みどろの争いに発展しないことを祈る。(ミステリの読みすぎ)2023/11/04