出版社内容情報
アメリカはどこから来て、どこへ行くのか
ウッドロー・ウィルソン元米大統領の背後に潜む「リアリスト」の実像を闡明し、「パクス・アメリカーナ」と国際連盟構想の原型を解明。マハン、レーニン、ホブソンの思想と比較・検証し、大米帝国の黎明期と変貌を示唆する。著者畢生の大作にしてアメリカ外交研究の真骨頂、吉田茂賞受賞作。
解説:
松田武(大阪大学)
三牧聖子(同志社大学)
内容説明
ウッドロー・ウィルソン元米大統領の背後に潜む「リアリスト」の実像を闡明し、「パクス・アメリカーナ」と国際連盟構想の原型を解明。マハン、レーニン、ホブソンの思想と比較・検証し、大米帝国の黎明期と変貌を示唆する。著者畢生の大作にしてアメリカ外交研究の真骨頂、吉田茂賞受賞作。
目次
1 現代アメリカ外交序説―ウッドロー・ウィルソンと国際秩序(序論 現代アメリカ外交における正統と異端;ウッドロー・ウィルソンの初期外交思想;ウッドロー・ウィルソンの軍事政策;ウッドロー・ウィルソンと集団安全保障体制構想;忘れられた文書類―『現代アメリカ外交序説』の執筆を終えて)
2 関連諸論文(民主主義とジャーナリズム―ニクソンを追い込んだマックレイカーの伝統;社会改革と大衆運動)
著者等紹介
進藤榮一[シンドウエイイチ]
1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大学名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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