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内容説明
シリウスたちの旅の次なる目的地は、エミリアとレウスの故郷があるアドロード大陸。銀狼族が住む村の場所を突き止めた一行は、村でエミリアとレウスの祖父であるガーヴと再会を果たす。だが、ガーヴは孫との再会に喜んでいる様子もなく、さらに孫たちの主人たるシリウスに勝負を挑んできて―!?その後、エミリアとレウスの故郷があった場所へと向かった彼らは、故郷を滅ぼした魔物であり、姉弟の両親を殺した宿敵・ダイナローディアと遭遇する。そして、戦いの渦中、シリウスはエミリアにかつてない言葉をぶつけた…「二度と…俺の弟子を名乗るな」―異世界教育ミッション、宿命の第6幕。書き下ろし番外編「覚悟と恋心」「銀狼族の英雄たち」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
エミリアとレウスの故郷を訪れ、因縁の宿敵と決着をつける今巻。―――恐怖を乗り越え踏み出せ、もう無くさぬ為に。相変わらず師匠しながら無双するシリウスが光る中、今巻はエミリアが過去のトラウマを乗り越え戦い、シリウスと結ばれる巻であり、成長の証が結ばれる巻である。彼女の可愛らしさが炸裂する中、シリウスもまた覚悟を決める。関係性が一つ変化する中、エルフのフィアも過去から追いつき合流する。関係性に新たな因子が加わる中、闘技大会が待つ次の街で待つ戦いとは。次に成長の証を見せつけるのは誰か。 次巻も楽しみである。2017/07/25
尚侍
5
とっても面白かった。相変わらず場面設定がうまく、冒頭部分からぐいぐい引き込まれる展開でした。とりあえずこれまでのエピソードを回収したという部分で第一部完といったところでしょうが、主人公一行がかなり強くなってしまっていることもあり、今の作品の雰囲気を保ちつつ今後もシリーズを続けていくのは簡単そうで難しいと思うので、そのあたりは作者の力量に期待したいところですね。2017/08/17
こも 旧柏バカ一代
4
外伝のGを楽しむために本編を読んでる感じがする。2018/12/01
コウ
4
こういう故人との思い出だとかいう内容の話に本当に弱い。エミリアとレウスが過去との因縁に決着をつける今巻。シリウスとも恋仲になったりして物語が進展します。最後には懐かしのエルフ族とも再会を果たし次巻が楽しみな状態に。個人的に番外編での銀狼族の英雄の話が好き。2017/07/30
sion
3
エミリアが過去を乗り越えてシリウスととうとう結ばれました。 よかったねエミリア。リースの包容力は聖女に相応しいや。 やっと一番始めに出てきたフィアが再登場。 短編は英雄達の話と暴走ライオネル。 スペシャルストーリーの銀狼族のフリスビーの燃え方(笑)2017/09/19