無肥料栽培を実現する本 - ビギナーからプロまで全ての食の安全を願う人々へ

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865461534
  • NDC分類 615
  • Cコード C0077

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

23
化学肥料を使わずに植物の本来持っている力で野菜を育てようとする著者。理想的な姿ですが、いざ実践しようとすると手間暇がかかり大変だと思う。畑の雑草も単なる悪役ではなく生える利用があり、利用の仕方もあるとの事。スギナやホトケノザなどの雑草にも長所があるとは初めて知りました。雑草マルチは少しやったことがありますが、もっと活用していきたいと思った。混植の良さは理解できるが、実践は難しいと思った。2023/05/09

そり

19
自然に添う形で60%の収穫を慈しむ、という文を草生栽培の本で見て、手間をかけない代わりにそれぐらいならよいかなと思ったものだった。しかし、実際そうできるようになるまでに、天敵による個体数のコントロールは充分というほど望めない。放っておくと60%すら夢だ。特に自家採種を重ねていない適応が弱い種では。ただ、それとは別に嫌われものの虫にも自然における役割があると、この本で教えられた。たとえば、アブラムシの役割は間引きと摘心。それを人の手で先んじて行うことで、彼らの仕事を無くしてしまうことが肝要なのだそうだ。2018/05/17

みさどん

16
続編を先に読んだけれど、こちらが役にたつ話が多かった。時に虫に関すること。虫を駆除する方が野菜が全滅するという現象の理由は見事だった。虫食いにあうとそれを周りに伝える物質が出るという。青虫とキャベツの関係もおもしろいし、ほどほどに虫にも食べさせてあげたい。シュンギクのパワーを借ることをまず実行する。混植はちょっと大変なので、そこは考えて。完全無肥料は難しいので、せめて虫にも雑草にも優しい野菜作りをしたい。2024/10/09

セヱマ

4
著者定義の無肥料栽培を、自然界の役割から思考するもので、マニュアル的でなく、観察眼と頭で想像することを推奨する新しい栽培本。 団粒構造はプラスの元素とマイナスの粘土の集まり、雑草は最強の在来種、アブラムシの役割は摘心など、わかりやすいのと同時に、言い回しに自然に対する尊敬と、味がある。 面白い。理論と経験を柔軟に活かすことが大切と教えられた。2019/03/25

kamekichi29

3
無肥料での栽培するための参考になる本。肥料、農薬を使わなくてよくなる理由が参考になる。自分でも実際にやってみながらやるとよくわかるような気がする。今はただ読んでるだけなのでなかなか身につかない。2022/08/13

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