内容説明
消費増税の真実と新聞テレビの読み解き方。情報に惑わされない、ダマされない経済復活論!!
目次
第1章 ちょっとヘンだぞ!日本の新聞テレビ
第2章 消費増税で遠のくアベノミクスの成果
第3章 日本のアカデミズムと官僚機構の実相
第4章 グローバル経済での失敗と、日本再生への道
第5章 マスメディアに巣食う戦後体制のかくも長き軛
第6章 一億総ジャーナリスト時代と新聞テレビの未来
著者等紹介
田村秀男[タムラヒデオ]
産經新聞社特別記者・編集委員兼論説委員。高知県出身。早稲田大学第一政治経済学部卒業。日本経済新聞ワシントン特派員、米アジア財団上級フェロー、日経香港支局長、編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)、早稲田大学政経学部非常勤講師(同)などを歴任。現在、早稲田大学経済学大学院の非常勤講師を兼ねる
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
29
新聞とテレビが日本をダメにしているというタイトルなので、当然朝日新聞とNHKの報道についての具体的な事例を紹介しているのかと思いきや、お二人の対談記録で雑多な内容にがっかりでした。言いたいことは消費税増税批判かな?と解釈しましたが、どうなんでしょうか?2014/01/13
mimm
3
…私自身、すっかり大手メディアの論調に呑まれてました。消費税、ダメじゃん。デフレ不況下で実施することの恐ろしさ。では何がそうさせるのか、経済さっぱりの私でも納得できた一冊です。自国の利益を見ない財務官僚、鵜呑みの政治家、お追随の大手メディア。「外の目」ばかり気にして、日本の自滅に追い込むおそらくは現在進行形。庶民の私は本を読んでも固まるだけ。あ~も~一体どうすれば。2015/01/09
0717
2
消費税増税によるアベノミクスの頓挫、安倍政権の挫折を懸念。10%は何ともしても見送って欲しいんですけどね。戦後レジームからも脱却したいし。どうなりますことやら。2014/09/22
kyhitsuji
2
2013年12月はニュースを見る機会が殆ど無かったので読んでみた。頭の良いサラリーマン同士の対談は凄い面白いです。 テレビの話題は殆ど無かった気がする(汗)新聞とネットの話題ですね。 茶坊主という言葉を 92ページの「歴史を振り返ると、政治や経済、文化の頽廃の原因は往々にして茶坊主の存在にあると・・・」という箇所で始めて知った(笑)。調べて納得した。2013/12/31
mmaki
1
私も渡邉さんと同じく、今のメディアはどうしようもない(産経は例外)と思うけど、だからといって新聞がなくなるのは困る。私のように興味・関心を抱く分野が偏っている者は新聞のように見開きで一瞬にして情報が入るものがないと視野がどんどん狭くなる。だからこそ!憤り、呆れてもいるけど新聞を購読しているのよ。新聞やテレビ、もちろんネットもだけど何事も「鵜呑みにする」のが一番危険。的確に判断し、分析するには情報を入手する手段が多い方がいいのです。2015/09/03