内容説明
殺人の迷宮、人間蒸発、怪現象、変死。閲覧注意のコールドケース89本。
目次
第1章 殺人の迷宮―国内編(東京第一ホテル女性歯科医殺害事件;パラコート連続毒殺事件 ほか)
第2章 殺人の迷宮―海外編(イシドール・フィンク殺害事件;プレジデントホテル1046号室殺人事件 ほか)
第3章 人間蒸発(女優ジーン・スパングラー失踪事件;マーティン一家失踪・遺体発見事件 ほか)
第4章 謎の死(「教皇の銀行家」ロベルト・カルヴィ首つり遺体発見事件;フィリップ・テイラー・クレイマー事件 ほか)
第5章 奇々怪々(ケンタッキー肉の雨事件;「L‐8飛行船」墜落事件 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
うわあ、こりゃあ怖い。先日この中に登場する牛久の事件はこの間ほかの媒体で目にしたので、再度ぞ~っとしました。こういう事件って、ずいぶん経ってから「あの事件実は…」と言ってくれる関係者の良心に頼るしかないのかなあ…。2023/04/23
香菜子(かなこ・Kanako)
18
知れば知るほど背筋が凍る 世界の未解決ミステリー。鉄人ノンフィクション編集部の著書。日本にも世界にも未解決事件は数多く存在する。未解決殺人事件に未解決行方不明事件。未解決殺人事件がいつまでも未解決殺人事件のままでは被害者ご本人も浮かばれないだろうし被害者のご家族のお気持ちも晴れないことでしょう。未解決行方不明事件も一日も早く解決しないと行方不明の被害者ご本人がご存命の可能性が下がってしまう。世界の未解決事件の解決を願います。2022/08/15
コホーー
3
古今東西の未解決なミステリー事件(殺人事件・変死事件等)を1話4ページほどにまとめた本書。内容的に読後感は悪く、恐怖感と気持ち悪さに心が苛まれてくるのだが、次の事件が気になってページをめくってしまう内容のまとめ方に中毒性があります。興味のある方はどうぞ。2024/06/14
あじむ
3
世界中の未解決事件を2~4ページで紹介。 事件の背景が全くわからないものもあれば、明らかに裏がありそうなものなど、未解決事件の闇は深そうです。 未解決事件に惹かれてしまうのは、犯人が捕まっていない恐怖感からなのか、そこに謎が残されているからなのか。 難しいだろうけど、いつかはこの未解決の事件がいずれ解決することを願います。2023/05/12
HoriK
2
古い事件から割と最近の事件までいろいろ乗っている。古い事件の場合は、当時の捜査技術の不足のために未解決となってしまっているケースも目立つ、という印象を受けた。後半には失踪の例も載っている。被害者の疾走直前の行動は不可解で興味深い。2022/11/05