内容説明
職業はピエロをやっておりますがここに書くなら無職にします。
著者等紹介
水野しず[ミズノシズ]
1998年、岐阜県多治見市生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
水色系
14
初めての水野しずさん。本屋での出会い!好き→職業はピエロをやっておりますがここに書くなら無職にします(P1)/やくしまるえつこになりたい人がいる なってごらんとえつこは思う(P3)/ドラゴンと試しに呼んだら逆鱗に触れてさみしい。夜 熱帯夜(P84)/アイフルが全焼している天一も全焼している家に帰ろう(P141) あとがき的なエッセイが妙に忘れられない面白さ。小学校の卒業式のセリフが「アルコールランプ」だったの面白い。2025/03/21
コンチャン
14
著者の作品は初めてでしたが、身近な固有名詞が出てきてイメージがわきやすいのと、選ばれている言葉のチョイスが強いので、面白い短歌になっていたと思います。2025/01/01
海星梨
4
なぜわたしはこの本を予約したのか? それが思い出せない。キャッチーなタイトルに惹かれてには違いないが、ページを開いてしばらく読むまで、歌集と気付かない、この忘れっぷり。どこでこの本を知ったのか全く思い出せない。ちょっと放射線関連は不謹慎じゃないかなぁと思うけど、全てが好きになれるわけでなし、そんなもんだろう。さっと読めるわけで、400冊まで全く足りてない25年の冊数嵩増しは歌集もありだな……。気に入ったものはメモしつつ。2025/07/02
ひー
3
「イチローは野球が上手いだけなのに〈全て〉が上手い雰囲気がある」「パンドラの箱は開けたら閉めといて宮根誠司のテレビは消して」「宇宙って広がり続けているらしい 狭いところの方がいいのに」「利他的な爆発の方がよく燃える 殴られるように殴ると強い」「嘘つきも正直者も似てはいる百円ショップがそれの中間」2025/10/26
ナオミ
3
悪気はないし、まったく悪く言ってない。一句一句に解説がないが、章立てが補助線になってくれている。とにかく正直すぎて笑っちゃう。全ての不可解にフワッと納得しながら生きてきた側の自分には鮮烈で味わい深い。2024/12/14
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