内容説明
職業はピエロをやっておりますがここに書くなら無職にします。
著者等紹介
水野しず[ミズノシズ]
1998年、岐阜県多治見市生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えっ
2
水野さんの書くものにマヤコフスキーを感じるという点をまた思ってしまった。135ページ〈心臓が七個あったらよろこべる二十五個あれば人間やれる〉 マヤコフスキーが「とてもいい!」でいう〈しかし僕のからだでは、解剖学の気が狂った。どこをとっても心臓ばかり〉のイメージを思い出す。じめりとして細い水野さんと爆発する太陽のような巨躯のマヤコフスキー、真逆の身体でもどぎついほどマジの感じで世界を眺める時、不意に同じものが見えたりするんだろうか。 気さくな龍のイメージが良い。2024/11/08
kumoi
1
職業はピエロをやっておりますがここに書くなら無職にします 社会人として正しい生き方があるのかどうかも分からず、ネットで調べた「オフィスカジュアル メンズ」の服を着て、それっぽい報連相をして、働いている感じを出している。心の底から「会社員」に丸をうてる人なんているんだろうか。自分の属性を信じられないまま、自然にその属性を具現化しているすべての人に、この歌が届くといい。2024/11/20