内容説明
世界のアーティストによるロックダウン中の料理とストーリー。
目次
Small Dishes 前菜
Fish&Meat 主菜
Pasta&Rice 主食
Desserts デザート
Specials スペシャル
Questionnaire&Profiles Q&A、アーティスト・プロフィール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
森美術館によるデジタル企画「ロックダウン中のアーティストたちの料理と日々」を書籍化したものです。私的に皆さんがされていたこととは思いますが、アーティストの作品と生活を思いながら眺めるととても素晴らしく、展示だけでは体験できないものを垣間見ることができるとてもあたたか企画だと思います。去年のこの時期自分は娘と山の中で遊んでいました。だからこそNZアーティストの食べ物に共感。みんなで共有することの力強さを感じさせてもらいました。秀逸。2021/09/12
きゅー
9
私たちは、コロナ禍によるロックダウンによって、日々の生活を見直す機会を得た。 当然だと見做していたことが非日常となり、自宅でひっそりと過ごすことがある時期の日常となった。 本書は、世界各地の芸術家23人による料理レシピとその写真を集めたもの。 豪華なレシピはわずかで、自分が食べたいと思うものを自分の手で作るということに主眼が置かれている。 天然もずくをポン酢で食したり、採れたてのエビのフライや、自分のルーツを確認するフィリピンのお粥など。 食べるという行為を再認識するための料理の数々がここにある。2022/06/09