内容説明
逮捕、投獄、監視、拷問を伴う尋問、流刑―。ソ連時代、政治的に悪しき思想傾向の持ち主として、その対象であり続けた著者の告発の書。
目次
第1章 最初の洗礼(一九〇一年三月四日、カザン聖堂広場;地区警察署と騎兵連隊馬場 ほか)
第2章 二〇年後(物理学徒から作家の途へ;家宅捜査、「左派エスエルの陰謀」 ほか)
第3章 記念日(一九三三年、二重の記念日;家宅捜査 ほか)
第4章 流刑(ノヴォシビルスク送り;ノヴォシビルスクの二か月、サラトフへ ほか)
第5章 復習(一九三七年、三度目の逮捕、モスクワへ;ブティルカの「日常生活」 ほか)
著者等紹介
松原広志[マツバラヒロシ]
1942年茨城県日立市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。龍谷大学名誉教授。専門は西洋史(ロシア思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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