目次
第1章 統合失調症とは、どんな病気?(原因不明の精神疾患「統合失調症」;脳の働きが心をコントロールする ほか)
第2章 統合失調症の症状について(統合失調症は患者さんに病識がないことが多い;統合失調症の特徴的な症状 ほか)
第3章 診断と急性期の治療について(病気か否かの自己判断より、まずは受診を;病気を突きとめる診察の流れ ほか)
第4章 維持療養期について(休息期・回復期の心得;治療は継続して行われる ほか)
第5章 病気とともに生きるために(統合失調症を患者さんとともに克服する;入院中に家族ができること ほか)
著者等紹介
糸川昌成[イトカワマサナリ]
東京都医学総合研究所病院等連携研究センターセンター長。東京大学大学院新領域創成科学研究科客員教授。1989年埼玉医科大学卒業。東京医科歯科大学医学部精神神経科、東京大学脳研究施設、理化学研究所分子精神科学研究チーム、東京都精神医学総合研究所統合失調症研究部門、東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野分野長などを経て、2015年より現職。専門は精神医学、分子生物学。都立松沢病院精神科・非常勤医師。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遊未
8
脳の機能や解明されていることというより、前段階、症状、経過、対処など、現実的に患者とどう向き合えばよいかがわかりやすく説明されています。やはり、本人に病識がないことが多いということは、周囲も早い段階で気がつくことが困難な病気と思います。2019/05/20
みさ
7
何冊か統合失調症の本を読んだけれど、これが一番飽きずに読めたし分かりやすかった。オールカラーなのも良かった。2019/07/24
ママっけろ
4
参考書として2021/10/11
ワープロ
1
分かりやすくてよかった2021/01/20
n yamamoto
1
ページと文書量がぴったりだったり、読みやすくする配慮がされている。統合失調症の本では漫画を除いて一番読みやすい。2020/06/02