内容説明
650万個突破!“コップのフチ子”で大ブレイクした、小さなカプセルトイメーカー社長の破天荒でピュアな働き方!盟友である“ふなっしー”とフチ子の生みの親である“タナカカツキ”との異色鼎談も収録!
目次
第1章 「コップのフチ子」ができるまで―きっかけは水槽と雑談とOLのFacebook!?フチ子がこの世に舞い降りるまでの開発ストーリー
第2章 本当に大変なのは売れてから!―売り上げが伸びて、会社はどう変わったか?グッズ展開やタイアップ、マネされることをめぐる新たな戦い
第3章 出オチを狙え!奇譚クラブの企画術―面白さに説明はいらない!企画集団・奇譚クラブの考える「いい企画」とは?
第4章 奇譚クラブができるまで―少年サッカーのコーチがどうやって会社を起こすに至ったのか?激動の幼少期と会社員人生
第5章 奇譚クラブの会社論―会社にとって売り上げ目標は本当に必要なのか?小さい会社のアドバンテージを最大化するために必要なこと
鼎談 タナカカツキ×古屋大貴×ふなっしー―「俺たち、常にフリースタイル!」
著者等紹介
古屋大貴[フルヤダイキ]
1975年埼玉生まれ。カプセルトイメーカー・株式会社奇譚クラブの主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
94
カプセルトイメーカー奇譚クラブの社長である著者の本であるが、少し昔からやたら凝っていてウイットに富んだガチャポンが多いなと思っていた。カプセルトイメーカー側の考え方も知れるのが良い2016/10/01
kakoboo
16
売上を優先すること、大企業にいると発生する問題点など、カプセルトイビジネスの成功会社からみる一つの会社組織論として勉強に成りました。特にこういうクリエイティブな仕事の場合、アイデアが生まれる土壌、情報を収集する手段がユニークなのが印象的でした。人情に溢れ、やや体育会系なノリの奇譚クラブさん、いいじゃないですか!2015/06/22
のり
7
奇譚クラブという10人の会社。売れるものを考えるより、面白いもの、ウケるものを考えていく。類似品が他社で出されても、「マネされるくらい面白い商品」を出していく。大手企業にマネされるということは会社の規模では劣っても、企画力では勝っている。面白い企画を出すこと、そして社員が面白い人生を送れる会社でありたい、と話す著者。ガチャガチャの商品が出されるまでの流れが少しわかりました。自由帳の表紙のフチ子に「ギリギリが好き!」という吹き出しがついていたのが印象的。2015/03/06
momo
4
生活の必需品ではないけれど、あったら暮らしがちょっとだけ楽しくなるような商品を作る奇譚クラブという会社は、フチ子さんのようにフチの方で楽しく自己主張している。ふなっしーもちょっと見直した。2015/04/03
フィ
4
今まで全く知らず、こんなに話題になっていたなんて…アイデア自体の創造に加えて、生み出す土壌や環境、組織をどうしていったら良いかの経験談が参考になると思う。フチ子を買ってみたくなる。2014/12/27