内容説明
労働条件の不利益変更問題に関する法理と実務の橋渡しを!裁判所による紛争解決のプロセスを示した判例の詳細な分析。労働条件の不利益変更紛争をめぐる今後の法的課題の検討。紛争の原因と人事的解決策を明らかにしたアンケート調査の掲載。
目次
第1章 労働条件変更紛争とは何か
第2章 労働条件変更紛争の法的ルール―判例の分析(判例法理の概要;個別ケースの紹介;判例法理の分析)
第3章 労働条件変更紛争の法理と実務(本書での分析結果の概要;新たな紛争類型;労使間コミュニケーションの重要性―紛争発生の原因分析;新たな判例法理に向けて―情報提供義務・説明義務の観点から)
著者等紹介
大内伸哉[オオウチシンヤ]
1963年生まれ。1995年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。現在、神戸大学大学院法学研究科教授。専門分野は労働法
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