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内容説明
ドゥルーズ最晩年の重要論考の新訳。あらゆる疲労を超えたその先で、可能なことすべてと手を切った状態をめぐる考察が、ベケットの戯曲を分析しつつ展開される。「イメージは可能事のすべてを蓄積するが、それは可能事のすべてを爆破するためである」。現実の廃棄へと向かう、網羅と枯渇、摩耗と消散が問われる。イタリア語版に付された、ジネーヴラ・ボンピアーニによる注釈と、ジョルジョ・アガンベンによる論考を併録。
目次
尽くされた|ジル・ドゥルーズ
「尽くされた」という単語|ジネーヴラ・ボンピアーニ
姿勢|ジョルジョ・アガンベン
著者等紹介
ドゥルーズ,ジル[ドゥルーズ,ジル] [Deleuze,Gilles]
1925‐1995。フランスの哲学者
ボンピアーニ,ジネーヴラ[ボンピアーニ,ジネーヴラ] [Bompiani,Ginevra]
1939‐。イタリアの編集者、作家。父ヴァレンティーノの創立したボンピアーニ社で叢書「ペーザネルヴィ」(1966‐1970年)を運営したほか、ノッテテンポ社を共同主宰(2002‐2016年)
アガンベン,ジョルジョ[アガンベン,ジョルジョ] [Agamben,Giorgio]
1942‐。イタリアの哲学者
高桑和巳[タカクワカズミ]
1972‐。慶應義塾大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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燃えつきた棒
30
取りつく島もない感じ。 よく分からないドゥルーズが、よく分からないベケットを論じているのだから無理もないか。 読み終わって、しばらくして思う。 この感じ前にも一度経験したことがあるような。 と思ったら、この本以前読んだジル・ドゥルーズ『消尽したもの』(宇野邦一、高橋康也 訳/白水社/1994年)と同じ内容ではないか? 読み終わってから初めて気づく 混迷みたいに。 僕にも悲しみが湧いてきた。/ コレクターズ・アイテム。 普通の人は、本書か『消尽したもの』のいずれかを読めば足りる。2025/12/14
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