内容説明
モダニズム芸術の中核概念である「特異性」「オリジナル」「唯一性」「原作者」「自発性」などを神話として分析し、それらによって覆い隠されている「反復」「コピー」「差異」「パスティッシュ」「展示空間」といった現実を顕わにする論争の書。美術をめぐる言説に、時代を超えて刺激をあたえつづける20世紀美術批評の最重要論集にして、現代の古典。
目次
1 モダニズムの神話(グリッド;ピカソの名において;ノー・モア・プレイ;シュルレアリスムの写真的条件 ほか)
2 ポストモダニズムへ向けて(指標論;ジャクソン・ポロックを読む、抽象的に;ルウィット・イン・プログレス;リチャード・セラを訳す ほか)
著者等紹介
クラウス,ロザリンド・E.[クラウス,ロザリンドE.] [Krauss,Rosalind E.]
1940年生。コロンビア大学教授。美術史・美術批評。1969年から1975年まで『アートフォーラム』誌の編集委員。1976年に『オクトーバー』誌を創刊し、現在まで同誌の編集委員
谷川渥[タニガワアツシ]
1948年生。美学
小西信之[コニシノブユキ]
1960年生。美術評論。愛知県立芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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