内容説明
ジャズ、シャンソン、プログ・ロック、パンク、現代音楽、瞽女うた…あらゆる音楽に耳を傾け、その根源を問い続けた音楽批評家・間章。その実践は審美的なだけでなく、そのまま言語との闘争でもあった。最終巻は、デビュー原稿から絶筆まで、また手がけたジャンルのすべてを網羅。講演、初期文集など、未発表原稿多数収録。
目次
essais 1969‐72
sur la chanson francaise 1972‐78
sur le rock 1971‐76
autour de Virgin 1974‐75
sur la musique contemporaine 1975‐77
sur le rock allemand 1973‐76
sur le punk 1975‐79
sur les Goze 1972‐73
comptes rendus 1970‐79
´ecrits divers 1971‐79
conf´erenxe 1978
premiers ´ecrits 1968‐1970
著者等紹介
間章[アイダアキラ]
1946年8月18日、新潟県生まれ。音楽批評家。立教大学中退。在学中より批評・コンサート制作活動を開始。音楽雑誌、新聞、ライナーノートなどに、幅広い教養と独自のレトリックを駆使した文章を発表し、音楽批評にとどまらぬ多方面に大きな影響を与えた。72年、新潟でフリー・ジャズ、フォーク、ロックから日本の伝統音楽までを網羅する現代音楽祭「自由空間」を開催。その後も、フリー・ジャズ・ミュージシャン、インプロヴァイザーとの実践的なかかわりを深めていった。1978年12月12日、脳出血により死去。享年32(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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