内容説明
1500年代、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエッロ、ティツィアーノなどを中心に、絵画・彫刻・建築の技法や形式を革新させ、イタリア・ルネサンスは最盛期を迎える。ローマ劫掠や対抗宗教改革が引き起こす社会の変動、そしてそれがもたらした美術の様式や主題表現の変化を丁寧にたどり、マニエリスムを経て、やがてバロックへと通じる扉を押し開けていく。
目次
第12章 1500‐1510年人間性
第13章 1510‐1520年工房と「流派」
第14章 1520‐1530年中心の喪失
第15章 1530‐1540年王朝と神話
第16章 1540‐1550年知的な美術
第17章 1550‐1560年素描と色彩
第18章 1560‐1570年デコールム、秩序、改革
第19章 1570‐1580年美術、民衆、そして対抗宗教改革
第20章 1580‐1590年場所への意識
第21章 1590‐1600年美術の継続
著者等紹介
キャンベル,スティーヴン・J.[キャンベル,スティーヴンJ.] [Campbell,Stephen J.]
ミシガン大学とペンシルベニア大学で教鞭をとり、現在はジョンズ・ホプキンズ大学ヘンリー・アンド・エリザベス・ヴィーゼンフェルド・プロフェッサー
コール,マイケル・W.[コール,マイケルW.] [Cole,Michael W.]
ノースカロライナ大学、ペンシルベニア大学、ウィリアムズ大学で教鞭をとり、現在はコロンビア大学教授
池上公平[イケガミコウヘイ]
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。共立女子大学文芸学部教授。専攻はイタリア美術史
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。慶應義塾大学文学部准教授。専門はイタリア美術史・建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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