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出版社内容情報
幼き兄妹が誘拐された。事件現場の防犯カメラに写っていた犯人は…兄妹の母親?
中編2作を収録!
収録作品のタイムライン:
・Taken in Death:『37巻・パーティーは復讐とともに』と『38巻・堕天使たちの聖域』の間の物語
・Wonderment in Death:『42巻・紅血の逃避行』と『43巻・歪んだ絆の刻印』の間の物語
内容説明
子守が殺害され7歳の双子の兄妹が連れ去られた。防犯カメラに映っていた容疑者の顔は、海外旅行中のはずの子供達の母親。しかし直後に帰国した母親の口から語られたのは、彼女が幼い時に関係を断った、恐るべき事件を起こした双子の姉の存在だった―。『ヘンゼルとグレーテル』をモチーフにした表題作に加え、『不思議の国のアリス』を主題とした中篇を収録!
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子[アオキエツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
童話を下地に作られた作品2編です。誘拐された双子を発見するために懸命に働く良い魔女軍団がかっこいい!警察という危険で見返りの少ない職業で奮闘する人への尊敬がまっすぐ伝わってくる短編です。アリスをベースにした作品は精神的に不安定だけれど多くの人の愛されていた兄妹が犠牲になり、正直読んでいて辛かったです。2022/03/30
☆kubo
11
1話目の方が面白かった。2話目はちょっと端折った感じでしたね。中編だから仕方ないけど。2022/09/11
megu
11
童話“ヘンゼルとグレーテル”、“不思議の国のアリス”をモチーフにした中編2作を収録。中編なので、どちらの事件もスピード解決。個人的には表題にもなっている“ヘンゼルとグレーテル”の方が気に入った。誘拐された子供たちが賢すぎるし、ママそっくりの悪い魔女(双子の姉)が誘拐犯というところが面白い。事件を解決して、子供たちを助けたイヴがいい魔女になったところもいい!被害者が子供たちだったので、殺害されず救助されて安心しました(*´ω`*)2022/05/20
サクラ
7
中篇2編。とはいえ事件のスケールは変わらず。長編で書かれても面白そうな内容でノーラ•ロバーツの引き出しは本当に豊富。ヘンゼルとグレーテルがモチーフの事件は子供達が賢くて凄い。イブ達のスピード感も良かったです。不思議の国のアリスがモチーフの方は最後のイブの攻め方が格好良い♪。2023/08/02
じょじょ
5
短編集だけど なかなか重い話。本編よりイヴがクールな気がする。2023/03/16
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