出版社内容情報
古木杜恵[フルキモリエ]
著・文・その他
内容説明
日米両政府の普天間基地返還合意からすでに19年。この間、基地担当あるいは基地問題担当と呼ばれる在沖メディアの軍事記者は、この問題をどのように報じてきたのか。また、政府が言う「抑止力の維持」や「辺野古移設が唯一の解決策」は本当なのか。「沖縄の経済は基地がなければ成り立たない」「見返りに財政的な支援を受けている」といった風説は本当なのか。かつての保守勢力や経済界が一体となった「オール沖縄」の実態など、沖縄取材歴20年のルポライターが本土メディアが伝えない沖縄の現況をリポートする。
目次
特別対談 佐野眞一×古木杜恵「ノンフィクション作家が見た“本土vs.沖縄”のルーツ」(これまでとはまったく違う「翁長知事誕生」の流れ;大田昌秀に聞いた基地移設問題の舞台裏 ほか)
第1章 軍事記者が見た「本土vs.沖縄」二〇年史(にわかに忙しくなった軍事記者の動き;「辺野古移設」の原点 ほか)
第2章 「辺野古受け入れ」の不都合な真実(「犯す前に、これから犯しますよと言いますか」;繰り返される「ヘイトスピーチ」 ほか)
第3章 「普天間移設」の誤謬と欺瞞(訪米要請行動に込められた意図;沖縄の「自己決定権」を認めよ ほか)
第4章 「沖縄神話」の崩壊、「オール沖縄」の深層(日本政府が慰留していた在沖海兵隊の撤退;「基地は経済の阻害要因」のウソ ほか)
著者等紹介
古木杜恵[フルキモリエ]
1948年長崎県生まれ。ノンフィクションライター。月刊誌『Weeks』(NHK出版)スタッフライター、隔週刊誌『ダカーポ』(マガジンハウス)特約記者を経て、現在は月刊誌『世界』(岩波書店)などにルポルタージュを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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