内容説明
雌伏の2年間を経て、ついに人類との和解を果たしたオプティマス・プライムとオートボット達だったが、安住の地を得たと思った矢先、思わぬ緊急事態に見舞われる。逃亡したコンバッティコンがN国に傭兵として雇われ、隣国に侵攻したのだ。スカイウォッチと共に鎮圧に向かうオプティマス一行。だが、膝元の合衆国では、今後、トランスフォーマーと関係を持った国は大量破壊兵器の保有国と見なすとの大統領声明が発表された直後にオートボットとスカイウォッチの関係が露呈し、群集がスカイウォッチ本部に押し寄せる事態となっていた。オプティマスらは、新たにプレダコンをも巻き込んだ激闘を制したものの、スカイウォッチ本部ではついに悲劇が現実となっていた。一発の銃弾がバンブルビーの胸を貫いたのである。人類とオートボットの関係は再び泥沼に陥ってしまうのか…。瓦解寸前のディセプティコンの反撃が始まるオンゴーイング・シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杉浦印字
1
力押しじゃないメガトロン(なさすぎて結果的にオプティマスにめっちゃ優しい)、けっこう視野が広いのに致命的にカリスマがないスタースクリーム、過去シリーズの野心と向こう見ずを再解釈した活躍が痛快なホットロッド(南無……)。ヘビーな物語は胸焼け気味でもあるがこの窮地をどうするのか気も引かれる。2017/12/03
fap
0
シーソーゲームは続いてく。 今度はガルバトロンが虜囚になる。 動機がまた振るっていて、癇癪持ちの独裁者では断じてないぞ、このリーダー。 どの勢力も一枚岩ではないために如何様にも突け込む隙があるのは ドラマを作るには良い設定だろうが、解決に至る道筋が見当たらない。 結局彼らの目的は地球を脱出して故郷の星へ帰ることなのだろうか。 巻末の派生作品紹介はありがたいといえばありがたい。 でもね、もそっと読みやすい形にしてほしいのよ。 おっちゃんな、そろそろ小さい字が読みにくくなってんねん。 2018/04/20