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内容説明
身寄りのない娘ダニーは、ロンドンの貧民街で仲間の孤児たちと盗みを働いて暮らしていた。女性だとばれないように男装をしているのが常の彼女は、ある日、名門マロリー家の青年ジェレミーと偶然出会う。いつかはまっとうな生活をして結婚をしたいと願う彼女は、ジェレミーの屋敷で働こうとするが、彼女が女であることを見抜いたジェレミーが提案したのは、彼の愛人になることだった…。
著者等紹介
リンジー,ジョアンナ[リンジー,ジョアンナ] [Lindsey,Johanna]
ハワイ在住の人気作家
那波かおり[ナワカオリ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
2004年原著出版。邦訳はここまでですが、最初から登場していたマロリー一族のことを思うに、ある意味ふさわしい幕切れかもしれません。だって、最初の巻ではまだまだ幼かったジェレミーが主役になっちゃったんですから…。対するのは絶世の美青年!…に扮装した謎の過去を持つ美女で、あらまあアナタそんなところまでオトンと似なくても…とニヤリ。軽く登場する性悪女子が結構かわいかったので、彼女が幸せになったか気になるおばちゃんでした。2021/03/27
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
27
華麗なるマロリー一族第7弾。 面白かったd=(^o^)=b このシリーズ、5が一番最初だったけど、今回もとっても良かった。ラストはホロッとさせられたし(ToT) でも、翻訳されてるのはここまで。まだまだ個性的な、兄弟、いとこ達がいるのに残念(>_<)2018/05/18
アネム
11
マロリー一族最終話? とても良かった!じんわり涙しながら読み終わりました。2018/04/08
ばんび
5
マロリー一族。楽しかった。 これで終わりなのが、残念、。、。2020/06/15
romance_holic
3
カナダに短期間いたころ洋書で買ったのですが、結局読めないので処分したので、日本語で読めて嬉しい♪ シリーズ7作目となると、過去の登場人物も入り乱れ、みなさんのその後がわかってこれぞシリーズ作品の醍醐味。今回はあの生意気でかわいい少年だったジェイミーが、貴族社会にも立派に適応(?)し、いっぱしの放蕩者として登場していることからして、クスっという感じですが、さらには自分は自由なひろーい海で泳いでいるつもりが、ヒロインの無意識の網にかかってだんだんと引き寄せられていく様子がもうたまらなく楽しかったです。 2015/06/27