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内容説明
ラスベガスのサーカス団で、毎夜ライオンや虎を自在にあやつる美しき猛獣使いアイリス。大勢の観客の前できらびやかな世界を創りあげる彼女だったが、舞台裏ではある“力”を隠し、心を通わせるのは動物たちだけという孤独な日々を送っていた。何もかもを見透かすようなハシバミ色の目をした不思議な男、ブルーが現れ、彼を取り巻く危険な世界にからめとられるまでは―魅惑のパラノーマル・ロマンス「ダーク&スティール」#4。
著者等紹介
リュウ,マージョリー・M.[リュウ,マージョリーM.] [Liu,Marjorie M.]
大学で東アジアの言語・文化を学んだのちロースクールに進学。卒業後、法曹界よりも作家への道を選び、2005年に『虎の瞳がきらめく夜』でデビュー。同年「Romantin Times」誌が選ぶベストパラノーマル・ロマンス賞を受賞。デビュー前はアジア全般を旅してまわり、北京のアメリカ大使館で働いたという、異色の経歴の持ち主
松井里弥[マツイサトミ]
東京都出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
4
シェイプシプターと言う変身できるヒロイン。シリーズ4作目。この作品は、ライオンの檻の臭いが鼻についてしまった。読んでる途中も、ペットショップの匂いとか動物園の匂いがするようで、とまどってしまう。ストーリーは良いのだけど、主人公の臭いが気になる変な本2014/06/29
早川珠生
3
シリーズ4作目 いつも飄々としているブルーがヒーロー 頑ななヒロインだけど仕方ないかなって思う。このシリーズの女性はヒロインも含めてしなやかで強かで強い それも魅力の一つ 大きな話の流れで段々と見えつつある敵や謎の存在で続きも早く読みたいです2014/01/07
romance_holic
2
毎回エキゾチックでアジアンな雰囲気も楽しみにしているのですが、今回の舞台はインドネシアとラスベガス。ラスベガスで興業するサーカスの猛獣使いがヒロインということで、ブルーを混乱させる電力のあふれるきらびやかなショーやカジノといった華やかな表側の顔だけでなく、サーカスの裏側や逃亡中の風景、そしてヒロインの猛獣とのワイルドライフも興味深かったです。 このシリーズは、家族運の薄いように思える登場人物たちなので、今作ではサーカス内の芸人の家族的つながりなど擬似的な家族関係が物語に温かみを添えていたかなと思いました2014/01/14
buchi
2
シリーズ4作目。面白かったけど、要再読だな・・・。 ブルーとアイリスにはもう少しイチャイチャして欲しかったような。2014/01/09