出版社内容情報
《内容》 年々進歩する消化器領域の最新情報と治療方針を隔年ごとに整理し，簡潔にまとめた2003-2004版．巻頭特集では，「C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の新しい展開」「B型慢性肝炎に対するラミブジン療法」ほか，最近注目の話題について解説．各論として，疾患ごとに診断確定後の基本的治療方針，処方の実際から生活指導までを詳述．治療に関する最新のトピックスも紹介し，臨床現場でよりどころとなる一冊．
《目次》
【主要目次】
◎巻頭特集
１．Ｃ型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の新しい展開
２．Ｂ型慢性肝炎に対するラミブジン療法―その問題点
３．非定型性自己免疫性肝炎（variant form of AIH）
４．カプセル内視鏡の現状と展望
５．胃食道逆流症の内視鏡治療
６．NSAIDs起因性下部消化管病変
７．Ｅ型肝炎の現況
１．消化器疾患の主要な治療手技
１．生体肝移植
２．内視鏡的止血法
３．超音波内視鏡下穿刺術
４．ステント治療
５．胃瘻造設術
２．消化器疾患の主要な対症療法
１．腹痛
２．悪心，嘔吐
３．吐血，下血（消化管出血）
４．下痢
５．便秘
３．消化管疾患
Ａ．食道
１．アカラシア
２．食道炎，食道潰瘍およびGERD
３．食道静脈瘤
４．食道癌
Ｂ．胃・十二指腸
１．急性胃炎
２．AGML
３．Mallory-Weiss症候群
４．慢性胃炎
５．non-ulcer dyspepsia
６．巨大肥厚性胃炎（Menetrier病）
７．びらん性胃炎
８．消化性潰瘍
９．消化性潰瘍の合併症
10．胃ポリープ，胃粘膜下腫瘍
11．胃癌
12．胃切除後症候群
13．吻合部潰瘍
Ｃ．腸
１．急性腸炎
２．抗生物質による腸炎
３．腸管感染症
４．吸収不良症候群
５．蛋白漏出性胃腸症
６．急性虫垂炎
７．潰瘍性大腸炎
８．Crohn病
９．腸結核
10．虚血性大腸炎
11．過敏性腸症候群
12．小腸の良性腫瘍
13．大腸ポリープ・ポリポーシス
14．大腸癌
15．大腸憩室疾患
16．イレウス
17．偽性腸閉塞症
18．放射線大腸炎
19．非特異性多発性小腸潰瘍症，Behcet病
20．痔核，痔瘻，裂肛
Ｄ．消化管全般にわたるもの
１．膠原病の消化器病変
２．消化管悪性リンパ腫
３．横隔膜ヘルニア（外科的立場から）
４．消化管カルチノイド
５．急性腹症
４．肝・胆・膵疾患
Ａ．肝
１．Ａ型・Ｂ型急性肝炎
２．Ｃ型急性肝炎
３．劇症肝炎
４．Ｂ型慢性肝炎
５．Ｃ型慢性肝炎
６．自己免疫性肝炎
７．薬物性肝障害
８．アルコール性肝障害
９．脂肪肝
10．肝硬変
11．原発性胆汁性肝硬変と原発性硬化性胆管炎
12．代謝性肝疾患
13．肝膿瘍
14．肝寄生虫症
15．肝嚢胞（非寄生虫性肝嚢胞）
16．肝良性腫瘍
17．肝細胞癌
18．胆管細胞癌
19．転移性肝癌
Ｂ．胆
１．胆道閉鎖症（先天性胆道閉鎖症）
２．胆道感染症
３．胆石症
４．胆道癌
Ｃ．膵
１．急性膵炎
２．慢性膵炎
３．膵嚢胞
４．膵臓癌
巻末付録
消化器系薬剤一覧表
