内容説明
沖縄独立宣言後、突如、本島上空に姿を現した中国軍機から中国空挺部隊が降下し、県内の要所を次々と制圧していく。同時刻、尖閣諸島周辺にも中国軍鑑が現れ、今まさに国境線を越えようとしていた。独立宣言をした仲宗根雅也大統領は、中国の属国になりかねない状況に、中国に対し不信感を抱き始める。一方、本島に残ったレンジャー部隊は、通称ヒトマルと呼ばれる10式戦車部隊とともに、侵攻してきた中国軍撃退作戦に動き出す。日本政府もこの状況を侵略行動とみなし、ついに重い腰を上げ、F4ファントムとF15イーグルで空爆を実施するのだった。戦場と化す沖縄本島を、日本は中国から奪還できるのか?
著者等紹介
子竜螢[シリュウケイ]
1954年生まれ。高岡商業高校を卒業後、会社員や商店経営などを経て、学研主催の第二回歴史群像大賞にて奨励賞を受賞したのをきつかけに、プロに転向。1996年に『不沈戦艦紀伊』(学研刊)にてプロデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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