内容説明
はじまりは「似島(広島)」への修学旅行だった…1万2000発の『核兵器』を一発もつかわさせないと、東京の高校生男女6人がチャレンジする。実行可能な奇想天外な提案とはなにか。日清・日露戦争から、太平洋戦争へ。戦争の真実に迫る高校生たちの物語。
目次
第一章 修学旅行は旧宇品線
第二章 似島の悲しみから
第三章 広島で大惨事を見据えた男
第四章 高校生たちの淡い恋心
第五章 雨降る横須賀の戦艦三笠
第六章 日比谷で青春の歴史クラブ発足
第七章 日銀の改造紙幣から大陸侵略へ
第八章 生と死は神様が決めるの
第九章 二十分の空白から大戦争へ
第十章 初日の文化祭で戦禍を語る
第十一章 そんなばかな
著者等紹介
穂高健一[ホダカケンイチ]
広島県出身、中央大学卒業。日本ペンクラブ、日本文藝家協会などの会員。地上文学賞『千年杉』など8つの文学賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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