出版社内容情報
全集にも収録されなかった、再評価が高まる小沼丹の自伝的、身辺雑記的な随筆70篇を初めて書籍化。生誕百年記念刊行第4弾。庭を訪れる小さな生き物たち。行きつけの酒場。仲間とめぐる旅。そして小説の登場人物としてもお馴染の、様々な場面で出会った忘れ得ぬ人びと。日々の追憶。日常的随筆70篇を初書籍化。限定1000部。生誕百年記念刊行・第4弾。
1=自伝的
2=旅
3=庭
4=その他
収録作品解題
解説 或る日の思ひ出(大島一彦)
小沼丹[オヌマタン]
著・文・その他
内容説明
庭を訪れる小さな生き物たち。行きつけの酒場。仲間とめぐる旅。そして小説の登場人物としてもお馴染の、様々な場面で出会った忘れ得ぬ人びと。日常にまつわる随筆70篇を初書籍化。語るがごとき技に追憶がにじむ。滋味掬すべき随筆集。生誕百年記念刊行。
目次
1(一番星;童謡 ほか)
2(アカシア;猫 ほか)
3(地蔵の首;ルポ・東京新風俗抄 ほか)
4(見合ひと温泉;忘れ得ぬ人 ほか)
著者等紹介
小沼丹[オヌマタン]
1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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