内容説明
「なんでけんかなんかしたの」「ぼくにもわかんない」「ちょっとたいおんはかってみたら」ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ。なきがおだった。第4回創作絵本コンクール大賞受賞作品。
著者等紹介
たてゆうみ[タテユウミ]
東京都生まれ。保育系短期大学にて幼児教育を学び保育士、幼稚園免許を取得後、保育園に勤めながら2017年より絵本塾企画主催「絵本そうせい講座」の一期生として絵本の作り方を学ぶ。子どもの揺れる気持ちを丁寧に観察し、子どもにとって心のよりどころになるような絵本を作るために創作活動を行っている。2022年絵本塾カレッジ第四回創作絵本コンクール大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
5
自分でどうしようもないむしゃくしゃ。そんな衝動で、けんかをしたぼく。叱られても収まらない。体もだるい。熱を測ったら、それはこころんけいでした。気持ちを図るこころんけいが示したぼくの気持ちをやっと知って、ぼくはようやく自分を解放できたのです。セルフコントロールほど具体的ではありませんが、こうやって立ち止まって自分の気持ちと向き合うことを子どもたちに示すいいお話です。2022/12/07
がらす
3
気持ちを測れる「こころんけい」で、自分の本当の気持ちに気づくそうたくん。体温計が身近になった現代ならではの絵本です。自分でもなぜかわからず友達に意地悪をしたり、素直に気持ちを言えなかったりする幼児のようすが丁寧に描かれています。お母さんからの声かけがもう少し欲しかったなと感じました。2022/11/01
つっちゃん
0
小3 面白い