内容説明
おつぎは、きんようびや。きんようびはな、ちょっとおはずかしいはなしなんやけどな。ぼくがはしっているまえにかわがながれててんけどな。いつものようにそのまままっすぐつっこんだら…ぼく、かわでおぼれてもうてん。まあ、こんなひもあるわ。ユーモアあふれるテキストに、だいたんなイラストがちからづよいものがたりをえがきだす。はくりょくいっぱいのつうかいえほん。第1回絵本テキストグランプリグランプリ受賞作品。
著者等紹介
立川治樹[タツカワハルキ]
1975年、大阪府に生まれる。佛教大学社会学部卒業。関西の食品会社を経て2016年、母親の生まれ故郷・徳之島に単身移住。以降、童話・絵本テキスト創作活動に励む。『ちょとつ』は2020年、日本児童文芸家協会・絵本塾カレッジ共催「第1回絵本テキストグランプリ」グランプリを受賞
くすはら順子[クスハラジュンコ]
1960年、福岡県に生まれ、大阪府に育つ。絵本画家。イラストレーター。日本児童出版美術家連盟会員。独学で美術・陶芸を修練、力感豊かで親しみやすい特異な作風を生み出している。紙粘土や陶芸など立体作品も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
49
いのししの、一週間の日記を読んでいるよう😁 毎日『ちょとつ』。 目の前に何があろうと『ちょとつ』笑 ここに突進していくの? 突進… したぁ〜!!🤣 ゲラゲラ笑いが止まらない👦 期待を裏切らずに突進した結果、 怪我したり、迷惑かけちゃうのもまたツボ😂 ラストが…♡2021/11/20
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
1週間のイノシシの暮らしとは・・。猪突猛進がよく分かる。最後のオチがいい。2022/01/10
ケ・セラ・セラ
24
「猪突猛進」イノシシが自ら関西弁で日々の様子を語ってくれるユーモア絵本。目の前に何があっても突っ込んでいくイノシシ。それってかっこええか?もうめちゃくちゃ迷惑やわ(笑)。真っ直ぐにしか走らないイノシシだけど…。イノシシ優しいじゃん♡気恥ずかしくて言い訳している顔が浮かびます。2022/04/20
ヒラP@ehon.gohon
23
イノシシの猪突猛進を、ユーモラスに紹介した絵本です。 走りに迫力があるだけに、単純だけど圧倒されました。 でも、実際は危険回避で、曲がることもできるようです。 最後はひな鳥たちに向かって猛突進。 まさかと思いましたが、見事な締めくくりでした。2022/04/14
anne@灯れ松明の火
23
多分、ネットで知って、気になったのだと思う。くすはら順子さんの表紙が、迫力があって、読みたい絵本に入れていたところ、新着棚で出会えた。猪突猛進=「イノシシは まっすぐしか はしらへん」。ひたすら真っすぐに走るイノシシの毎日をユーモラスに語る。畑や森はともかく、和やかな食卓にまでは、やりすぎやろ〜! さて、どこまでまっすぐ行くのかな?2021/10/02