内容説明
おばけなんて…とうちゃんなんて…戦争なんて…こわくない?
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年東京生まれ。漫画家、画家、イラストレーター、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
60
お父さんも、先生も、雷も、戦争だってこわくない。と、子供に言い聞かせる絵本。でも、大人になったら、いろんなことが怖くなるんだ。くよくよおどおど。でも、「なぜでしょう」で終わってしまう。それに対する処方箋はないのか。2017/10/08
かおりんご
39
絵本。うーん、全部ひらがなだけど、子供向けじゃないです。大人なら、わかるというか、どきっとするオチ。2014/11/11
小夜風
31
【図書館】谷川俊太郎さんの詩のような文に、「くまの子ウーフ」「うぶめ」等の井上洋介さんの挿し絵。あ~もしかしたらそうなのかな~。「怖い」っていう感情は、いろんなことを知っているからなのかも…。だから、子どもには怖くなくて大人には怖いのかな。2014/12/06
けんとまん1007
30
子どもににとって怖いもの・・・でも、考えようによっては怖くなくなる。それがだんだん進むと、怖いものになっていくのかも。でも、最後のもの”戦争”はとめどなく怖いものだ。それも、ひろく深く怖さが続くもの。どうして、人間はその怖いものに向かっていってしまうのだろう?戦争・・いろんなところで、いろんな戦争がある。これこそ、怖い。2015/02/01
seraphim
27
谷川さんなりのブラックユーモア。今の世相を皮肉っているのかな?。子どもが読んだら、どんな風に感じるのだろう?。確かに大人になってからの方が怖いものが増えたかもしれない。でも誘拐は怖いし、戦争も怖いと思う。やっぱり、大人向けの絵本なのだろうなぁ。2014/11/12