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目次
対談 傘のイコノロジー
聖なる空間表象としての傘蓋
歌舞伎/傘がひらく宇宙
図版構成 傘の東西―和傘/傘と風流/模様継ぎ/骨―松葉と桔梗/かがり糸/蛇の目七色/洋傘/パラソル/パラソルのロンド/骨―鯨、スチール、カーボン/露先/手元
パラソルが花開く―19世紀のファッションと女性たち
ステッキ・傘・ダンディズム
傘お化けの出自
江戸太神楽・傘の曲を観る―末広の福を招いて傘は回る
傘をつくる/和傘と洋傘
近代を織る道具たち19 入母屋―千鳥舞う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じじちょん
3
今は日常生活に欠かせない傘。昔は身分の高い人が差すものであった。魔除けの意味もあるし、宗教やファッション、歌舞伎、色々な側面を持つ傘について、日本に限らず海外のものも紹介されている。 傘の作り方のレポートもあり、なかなか濃い内容。2021/01/16
邪馬台国
1
和傘・洋傘について、歴史やそれにまつわる文化について取り扱った一冊。傘と笠があることについてや、妖怪と傘の関係など何気なく受け入れていた部分を改めて考えさせられた。巻末の傘にかける平均金額調査が3000円(1993調査)というのは驚き。今の傘事情も知りたくなる。2016/05/08