百年の“泉”―便器が芸術になるとき

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百年の“泉”―便器が芸術になるとき

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864800358
  • NDC分類 702.35
  • Cコード C0070

目次

1 マルセル・デュシャン29歳、便器を展覧会に出品する(“泉”にまつわるエトセトラ;ギャラリー・トーク)
2 He CHOSE it.(便器の後ろ姿;レクチャー)
3 誰が“泉”を捨てたのか(レディメイドの影とオリジナルのない“泉”という幽霊;「リチャード・マット事件」関係の主な出来事の時系列 ほか)
4 デュシャンを読む:リサーチ・ノート(デュシャンの迷宮へようこそ;“デュシャンを読む:リサーチ・ノート”より“泉”に関するノート ほか)
5 散種(散種;クロス・トーク:毛利悠子×浅田彰)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

21
<泉>マルセル・デュシャンの表紙。裏表紙に便器の背面が装丁。100年前の男性用小便器に、R.MUTT1917とサインされただけ。なぜこれがアートになるのか?20世紀美術で最も重要な作品のひとつとまで言われる。5人のキュレーターらの解説でなんとなくわかったことは、彼が絵の具を選ぶように工業製品を選んだものHe CHOSE itだから、「新しい思考を生み出した」これこそがアートだと。当初、自ら審査員だった米独立美術家協会展はこの作品を展示しなかった。でもさすがに100年後も展示されるとは思ってなかっただろうな2018/09/08

阿部義彦

18
現代美術の始祖マルセル・デュシャンがアンデパンダン展に出品料を払って男性の小便器を送って「泉」と名付けてサインしたのが1917年で百年前でした。それに鑑み京都国立近代美術館でマルセル・デュシャン展が1年に渡り、しかも5つの時期に分けられ、5人のキュレーターが思い思いにデュシャンを解釈して自分なりに発展させたインスタレーション及び発表を行った貴重な1年の記録です。私も若い頃はデュシャン(特に大ガラス)にハマって今は亡き東野芳明さんの分厚いデュシャン論を読み漁ったクチです。図版も多く最高でした。宝物にします。2018/05/14

あんすこむたん

1
この作品ができるまでのいきさつや考察がなされている。分かりやすいとは思わないが、まとめた意義はあるだろう。2020/10/18

takao

0
ふむ2025/05/16

みにゃー

0
面白かった。そもそも泉の100周年を美術館で祝うことの是非自体が。デュシャンに比べればバンクシーは小物だ。様々な人が語るデュシャン作品の話が良かった。また大ガラスが見たくなる。 デュシャン展の後で良かったような、前に読みたかったような。ブラインドマン2号をちゃんと読んで良かった2019/02/04

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