出版社内容情報
人形世界史上、最も美しい最強ドール・ミコトが紡ぐ、小説家になろう発の、ドールズ・バトル・ファンタジー開幕!
内容説明
世界でも5本の指に入る人形作家の青年「佐倉いろは」は右手の感覚を失って失業するが、戦闘妖精と呼ばれる人形を舞台にしたVRMMORPG「ドールズ・オーダー」と出会う。彼が培った技術は仮想世界でも通用し、自らの存在価値を取り戻した。至高の人形作りのため、素材集めをこなしていた最中、出会ったのが、熊のぬいぐるみを戦闘妖精として持つ美少女・サラ。そして、彼女を執拗につけ狙う「ズィーク」との間に確執が生じ勝算の無い決闘を行う事となる。人形を作る事だけを目的としていた人形作家が初めて己の戦闘妖精と向かい合った時、その人形に変化が訪れ、新たな“機巧叙事詩”が紡がれる―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
13
表紙が可愛くて購入。挿絵も大変良かった。特にミコトが可愛らしくて大変宜しい。 物語は怪我で人形作家の道を断念した主人公がゲームで遊ぶ話。非常に個人的な嗜好の問題なんだけれど、敵役だけでなく登場人物のほとんどにドン引きして駄目だった。傷害事件の被害にあってPTSD患ってる人に無理やりバトルゲーム押し付ける家族がクレイジー過ぎる。どこの戦闘民族だよ。2019/05/12
学び舎くるみ
5
#NetgalleyJP でゲラ読了 ずいぶん後回しにしていたが読み始めたら止まらない。3時間で一気読み。最初はかなり酷たらしい場面があって怯んだけど、だからこそその後の展開から目を離せなくなる。一時期ネットゲームにはまったことがあったから、戦闘妖精を作ってレベルアップしていく様子や、レベルの割に強くてチートを疑われたりとかバンされるとか、懐かしい世界。いろはとサラの距離感と息の合ったやり取りもいい感じ。ズィークはわかりやすく嫌な奴。笑ったり泣いたりしつつ、元気をもらった。2019/04/30
み
1
端的に言うと、主人公は"壊れている"。気持ちと行動や言動の不一致は現実で負った右手と心の傷ゆえに、と解釈したが共感からは程遠く、かといって離れて見ても魅力が感じられなかった。2021/06/22
黒とかげ
0
うーん。人形師という設定が生かされていないような……。そもそも人形作りの技能は地味すぎるんだよなぁ。もっと派手なシーンが欲しかったな。2021/06/23
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