出版社内容情報
『竜の巫女』になって調子に乗ったセレネ（中身はおっさん）は、エルフの里に姉姫アルエと移住して結婚するという壮大な夢を抱く。しかし、欲望のままに行動していたつもりが、周囲の勘違いからいつの間にか人間とエルフの歴史的和解を実現し、国民的英雄『月光姫』に成り上がっていた。そんな折、呪詛吐きが仕込んでいた強大な呪いがイケメン王子を襲撃！ 大国崩壊の危機に直面するセレネだが、そこでかつてない究極の勘違いが発動する！ ――大国の長き歴史の中で、短き時を彗星の如く駆け抜けた月光姫の物語。大感動のクライマックス。
内容説明
『竜の巫女』になって調子に乗ったセレネ（中身はおっさん）は、エルフの里に姉姫アルエと移住して結婚するという壮大な夢を抱く。しかし、欲望のままに行動していたつもりが、周囲の勘違いからいつの間にか人間とエルフの歴史的和解を実現し、国民的英雄『月光姫』に成り上がっていた。そんな折、呪詛吐きが仕込んでいた強大な呪いがイケメン王子を襲撃！大国崩壊の危機に直面するセレネだが、そこでかつてない究極の勘違いが発動する！―大国の長き歴史の中で、短き時を彗星の如く駆け抜けた月光姫の物語。大感動のクライマックス！書き下ろし短編も収録！
著者等紹介
青野海鳥［アオノウミドリ］
『夜伽の国の月光姫』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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よっち
25
『竜の巫女』になって調子に乗ったセレネ(中身はおっさん)は、エルフの里に姉姫アルエと移住して結婚するという壮大な夢を抱く。しかし欲望のままに行動していたつもりが、周囲の勘違いからさらに大活躍してしまう第三弾。相変わらず自分の欲望のままに行動しているだけなのに、周囲が無駄に深読みしたり都合の良いように解釈して大活躍になってしまう展開は相変わらずでしたけど、挙句の果てにまさかの暴挙が結果的に大嫌いな王子の窮地を助けてしまうことになるとは（苦笑）しぶといなとも思いましたけど、どんな形で再登場するのか楽しみです。2016/12/31
策太郎
7
そして伝説へ？みたいな終わり方。なるほど、そうして美化されてあんな感じになるのね。最後まで勘違いと偶然だった、ここまでくると最早神の意志が介在しているとしか思えない。おまけのマリーが妙にリアルで引き込まれた、数年後に再開して歓喜する王女が楽しみである2016/06/03
しまふくろう
4
二巻から引き続き購入。挿絵は相変わらず可愛い。 物語は攫われたお姫様を王子が助け、誤解も解けて他種族との交流が始まり、といういいエンディングになりそうなのが、毎度おなじみの勘違いでまさかのそして伝説へエンドになるのが面白い。 2018/07/28
灰猫
3
人気があるのか３巻まで出た。４巻もでるらしい。基本、勘違い系ファンタジーは健在で、主人公の行いが裏目にでて評価が上がるというのは、前の巻と同じ。種族を超えて高評価になっている。周りの人間が総じていい人なのも面白い。どんどん評価がよくなる主人公のセレネだが、内面と周りの評価のギャップが面白い。エルフやら龍やらも出るが、一般的にそんな種族かなという感じで書かれている。前世はおっさんの主人公だが、ことばがひらがななのと、考えが微妙に幼いので年相応に思えてきた。王子様と結ばれるハッピーエンドになりそうで仕方ない。2016/02/18
ちゃか
2
その容姿からエルフと勘違いされ、竜にエルフの里まで運ばれてしまったセレネ。 彼女自身はそこでの生活を満喫してたし、なんなら人間の常識にとらわれない土地だからここにどうにか姉を連れてくれば、女の子同士のカップルでも作れるのではないか、とか考えてるの自由すぎる。2023/06/18
