出版社内容情報
どんな逆境でも自分や周りの勘違いで乗り切ってしまう美幼女セレネ（中身おっさん）。最近はイケメン王子への攻撃が上手くいかずにイライラする日が続いていたが、ある日王子がこっそりアルエに会いに行ったと知り、セレネは姉の貞操を死守するために電光石火の速度で駆けつける！ 一方王子は不機嫌だったセレネを喜ばせようと、好きなものについてアルエに聞き込みをして、セレネが“薔薇”を嫌い“百合”を好んでいると突き止めていた。そして彼女を観光地として有名な、世にも美しい“百合の花園”へと連れて行くことに。――次から次へと続く勘違いの連鎖が、セレネを巨大な運命の渦へといざなう！
内容説明
どんな逆境でも自分や周りの勘違いで乗り切ってしまう美幼女セレネ（中身おっさん）。最近はイケメン王子への攻撃が上手くいかずに不機嫌だったが、彼女が“薔薇”を嫌い“百合”を好んでいると突き止めていた王子により、セレネは世にも美しい“百合の花園”へと連れて行かれることに。だが、そこへ何故か突然世界最強の生物・竜が現れ、その大胆でちょっと強引なアプローチによりセレネはさらわれてしまう！―勘違いの連鎖が、おっさん姫を巨大な運命へといざなう！
著者等紹介
青野海鳥［アオノウミドリ］
『夜伽の国の月光姫』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
最近王子への攻撃が上手くいかずに不機嫌なセレネ。彼女が百合を好んでいると勘違いした王子が百合の花園へと連れて行き、そこへ何故か突然赤竜が現れセレネがさらわれてしまう第二弾。百合好きを百合の花好きと勘違いしたことから思わぬ大騒動へに発展した今回。有能な執事のバトラーが上手く立ち回ったとはいえ、セレネは欲望のままに妄想しているだけなのに、結果的にエルフとの交易の橋渡し役として評価されてしまう不思議（苦笑）展開だけ見たら劇的過ぎて、王子との結婚へまっしぐらな感もありますが、ここからどうなるのか次巻も楽しみです。2016/04/16
策太郎
5
勘違いに勘違いを重ねてねじれにねじれていく現状、どうみても王子との結婚ENDだがどうするんだ・・・BLを展開するのか！？全盛の記憶を総動員しても幼女並の力しかだせないセレナ（おっさん）がマリーと追っかけっこしているさまはマジほほえま2016/06/03
灰猫
5
面白いのは、主人公の意図と反した周りの勘違い。というのは前の巻とおなじ。 エルフやら、竜やらが軽い感じで出てくる。 が、相変わらずここでも、勘違いは同じ。 緻密な世界観を求むなら、かなり物足りないが、勘違いのノリで中々面白くは読める。 前回も感想で書いたが、主人公が中身おっちゃんの割には、少し考えが幼いような気がする。面白いからいいといえばいいのだが。 なんというか、このままだと、勘違いのまま、主人公が意図とは反して、王子と結婚。 周りの祝福の中、幸せに暮らしました。というラストになりそう。2015/12/17
maria
4
kindle読み放題。評価良かったので・・・1も微妙だったけど、読めば読むほど主人公に感情移入出来ない。前世が引きニートなのはまぁ良いとして、王子への妬みっぷりを見る限り、ただの性格悪いクズ野郎なのでは？元引きニートなのでコミュ障かと思いきや片言なのを加味しても物怖じせずに普通に会話してるし、なんでコレで前世が引きニートだったの？そんだけ喋れんなら働けや。やっぱりただの以下略・・・でイラついてきたのでもういいや。2017/07/15
しまふくろう
3
一巻から引き続き購入。挿絵は相変わらず可愛らしい。 物語を見るとドラゴンに攫われたお姫様という王道な展開、だけれど、有能なバトラーとおっさんセレネの働きでおかしな事になるというのが面白い。 2018/07/28
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- 和書
- バイオメカニズム １
