内容説明
ヒマラヤでマスターたちに育てられた幼少期、ヨガ体系を学び、ガンジー、タゴールなどの薫陶を受けた多感な青年期―。スワミジの叡智に満ちたメッセージを後世に伝える一冊。
目次
第1部 「ラーマへつづく道」―霊性修養(はじまり―ヒマラヤの聖者スワミ・ラーマ、誕生と成長;最高峰から来た聖者―師ババジとヒマラヤ聖者の伝統;聖者とともに―熟練僧の教え、大いなる祝福、つきせぬ恩寵;自らの修め手―出家・遊行・巡礼;シャンカラチャリヤ―霊性と世俗、両極を生きる;ラーマの道―ラーマ神の足跡をたどる)
著者等紹介
ティグナイト,パンディット・ラジマニ[ティグナイト,パンディットラジマニ] [Tigunait,Pandit Rajmani]
ヒマラヤの聖者スワミ・ラーマがアメリカで設立した『ヒマラヤン・インスティチュート』の霊性責任者。アラハバード大学でサンスクリット学、ペンシルヴァニア大学で東洋学の博士号を取得。代々インド王宮付きの僧侶の家系に生まれ、1976年、ニューデリーで師スワミ・ラーマと出会い渡米。インスティチュートの活動に参与する。アメリカおよび世界各国でヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ、インド哲学を指導し、また数多くの著作を記している
伍原みかる[ゴハラミカル]
英米文学修士号取得。90年代よりインドを旅行し、インド文化に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中村美智子
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「ヒマラヤ聖者最後の教え スワミ・ラーマその生と死」 スワミ・ラーマが出会った数多くのヒマラヤ聖者の言動が紹介されています。 私が一番感銘を受けたのが炎の供養であるヤジナについての説明です。ソンバリ・ババがスワミ・ラーマに語ります。 「生命ある生き物すべては食物にたよる。食物の連鎖は雨にたよる。雨の活力は雲の活力にたより、雲の活力は大気中の滋養にたよる。大気の滋養は、生きものの内にも外にもある炎にたよる。つまるところ、あらゆる生きものの健康と幸福は炎にたよる。よってヤジナの中心が炎となる」p1762021/01/26