内容説明
生活の向上や地域文化の醸成、身の丈を超えない生産と消費などについて、生活の視点から見つめ直そうとするとき、民俗学は有用な道具のひとつとして、誰もが使っていくことができる知の技法たり得る。パブリック・フォークロアを道具として使った自学によって、わたしたちを取り巻く世界から何を獲得できるだろうか。
目次
1 “わたし”を世界から奪還する(インフォーマル求道;パブリック「人文道」;“わたし”の生活史;自分ヒストリー;課題1:わたしの「人文道」―人生の一作品で自己紹介)
2 パブリック・フォークロア実践(文化財レスキュー;誰もがレスポンダー;復興キュレーション;ビルド・バック・ベターを目指して;課題2:民具コレクション活性化計画―新・生活改善運動)
3 シチズンシップのための自学(LLLプラットフォーム;子どもワークショップ・プランニング;キュレーターズ・マインド覚醒;学ぶわたしのエージェンシー;課題3:わたしの「栄養成分表示」―自己形成の95%;課題4:ミュージアムのコラボ企画―市民連携の企画書作成)
著者等紹介
加藤幸治[カトウコウジ]
1973年、静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授、美術館・図書館副館長。和歌山県立紀伊風土記の丘学芸員(民俗担当)、東北学院大学文学部歴史学科教授(同大学博物館学芸員兼任)を経て、2019年より現職。博士(文学)。専門は民俗学、博物館学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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