出版社内容情報
ファッションデザイナー津村耕佑の作品と行為を通して、アートとファッション、クリエイティブな行為について考察するファッションデザイナーという枠を超え
生活とクリエイションの結びつきについて考察する
津村耕佑の作品と行為を大胆に可視化
ファッションデザイナー津村耕佑は、1994年に都市型サバイバルウェアFINAL HOMEを発表。「非常時に対応する衣服のあり方」というアプローチは、大量消費と廃棄が進む社会への対応と警告として高い評価を受けた。以来、独自の造形理論とスタンスで作品を発表する。現実に生成する「ファッションという現象」を考察し、ファッションとアートの関係、さらにそれらを含意するクリエイティブな行為について考える刺激的でクールな一冊。
幸せの青い蝶
Chapter1 FINAL HOME 究極の家
Chapter2 MOTHER 未来のマザー
Chapter3 MODE less CODE もうひとつの夢を見ましょう
Chapter4 プチラボスタディ(プチプチ+ラボラトリー)
Chapter5 Puzzle Wear 増殖するクリエイション
Chapter6 ビルを着る WEAR a BUILDING
Chapter7 on air 解体し再生する新しい時代の衣服
あとがき
年譜|Works 1986-2017
津村 耕佑[ツムラ コウスケ]
著・文・その他
内容説明
網膜と脳のために。ボイドの発見。ポケットに何を入れる?美とユーモア。ずれる機能。ノイズを逃れて。イメージの生まれる場所。“お洋服”をつくってはいけない。ファッションはアクション。
目次
1 FINAL HOME究極の家
2 MOTHER未来のマザー
3 MODE less CODEもうひとつの夢を見ましょう
4 プチラボスタディ(プチプチ+ラボラトリー)
5 Puzzle Wear増殖するクリエイション
6 ビルを着るWEAR a BUILDING
7 on air解体し再生する新しい時代の衣服
著者等紹介
津村耕佑[ツムラコウスケ]
生き方や、ものづくりのあり方に独自の方法論でアプローチするファッションデザイナー、アートディレクター。1983年三宅一生氏のもと、クリエイションスタッフとしてパリコレクションに関わる。1994年、「服は究極の家である」という考えを具体化した都市型サバイバルウェアFINAL HOMEを考案し、ファッションブランドKOSUKE TSUMURAならびにFINAL HOMEを、株式会社エイ・ネット(A‐net)からスタートさせ、2015年に独立。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科教授。文化服装学院ファッション工芸専門課程非常勤講師。日本文化デザインフォーラム会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。