内容説明
素材や印刷の知識から実際のデザイン開発まで、パッケージデザインを広く網羅。視覚的な要素だけのデザインではなく、今日の社会におけるデザインの役割を熟慮し、本来のパッケージのあり方、素材の選び方、製作の方法と構造の関係、商品と消費者の関係から店頭効果まで。身近な事例105をとりあげ、パッケージデザインのいまと未来を考える
目次
1章 パッケージデザインの基礎知識(パッケージの概念;日本のパッケージの歴史 ほか)
2章 パッケージデザインの実例(商品コンセプト;ターゲット層 ほか)
3章 パッケージデザインのプロセス(商品企画;事前調査 ほか)
4章 売り場とパッケージデザイン(売り場、販売方法の変化;売り場での見え方 ほか)
5章 進化するパッケージ(軟包装(パウチ)の進化
複合素材によるハイブリッドパッケージ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
28
パッケージデザインの基礎が、しっかり詰まっている。図版も満載。ひとつのパッケージを作り出すのも、大変なものである。2017/04/11
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0
素材や印刷の知識から実際のデザイン開発までパッケージデザインを学ぶ。スナック菓子や炭酸・アルコール飲料といった嗜好品はパッケージデザインで売り上げが変わってくると言っても過言ではなく、購買意欲を湧かせるには味よりも使い勝手やイメージ戦略が重要。ガム一つとってみても、子どもには小粒で明るい色、大人には落ち着いた板ガム、若者にはスタイリッシュでパッケージと、ターゲット層やコンセプトに沿った商品が望まれる。表面加工技術や環境対応まで幅広く網羅している。2014/08/21