目次
1 不思議な音の科学(水の量と音の高さ;音叉の謎 ほか)
2 音の都市伝説(東京ディズニーランドの都市伝説;水素ビールでソプラノに? ほか)
3 音に関する雑学、蘊蓄(デパートのBGM;漫才のスタンドマイクはダミー? ほか)
4 音にまつわる怪しい科学(モーツァルト効果;睡眠学習 ほか)
5 科学が誤るとき(線引き問題とは;反証可能性 ほか)
著者等紹介
蘆原郁[アシハラカオル]
1986年筑波大学第二学群人間学類卒業。1991年筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程修了(心身障害学専攻)、学術博士。1992年工業技術院電子技術総合研究所勤務。2001年独立行政法人産業技術総合研究所勤務
坂本真一[サカモトシンイチ]
1989年工学院大学電気工学科卒業。1991年工学院大学大学院修士課程修了(電気工学専攻)。1991年リオン株式会社。2003年博士(工学)(工学院大学)。2006年リオン株式会社退職。2006年株式会社オトデザイナーズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1_k
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CD付きのブルーバックスといった内容・深さ。CDって何かというと、本編で扱われている「音響」をそのまま音声データにしたもの。私もエンジニアとして周波数分析済みのデータはしょっちゅう見るが、じゃあそれが耳で聞いてどんな音なの? ってのは余りやっていなかった。特に本書で扱うのはブルーバックス的な日常的な音の話なので耳で聞くとなるほどと思う。この分野、定年間近の大ベテランになると、一々周波数分析しなくても対象をコンコン叩いて、「うーん何百ヘルツかな?」なんて人間FFTもいるくらい、私も精進したい。2012/06/15
joyfuton
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著者が自由に書いたって感じの本。製本もチープだし、好感が持てた笑 音楽に関する知識を初級編から上級編まで述べたかと思えば、ロック歌手の都市伝説を述べるだけの項目や、ディズニーランドに超音波がないか確かめるコーナーなど、ぶっ飛んでる内容。最後はついに科学とは何かとか、水の伝言の論破とかしはじめて、ああ書きたいこと書いてるなあと思った。飛ばしつつ読めば結構面白い本。媒体は本よりネットのほうが良かったのでは。2013/10/11