内容説明
江戸末期から脈々と続く日本のロシア正教会の聖堂を巡る旅。数々のユニークな建築に正教会と日本の現代史が見える。日本に現存する全聖堂・会堂のリスト付。
目次
序章 新しい聖堂が建った日
1章 東方正教会の建築(聖別された空間;「建てられた聖書」 ほか)
2章 日本の正教建築(函館からの遙かな歩み;ニコライ堂以前 ほか)
3章 日本ハリストス正教会の代表的な聖堂(北海道の聖堂;東北地方の聖堂 ほか)
4章 ニコライ堂(建築家ミハイル・シチュルーポフ;ビザンチン・リヴァイヴァル ほか)
終章 東日本大震災を越えて
著者等紹介
池田雅史[イケダマサフミ]
1967年、神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部卒。クレディリヨネ銀行東京支店勤務を経て、東海大学大学院工学研究科修士課程修了、博士課程満期退学。建築史家。現在、スズケン一級建築士事務所嘱託。専門はロシアにおける建築の西欧化。近年はミハイロフスキー城(サンクトペテルブルク)のイコノロジーに取り組んでいる。2006年から2010年まで名古屋ハリストス正教会・神現聖堂の設計に参画した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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