目次
“悪人”を愛する―死刑囚と交流して六〇年
アールブリュットと死刑囚の絵画展―鞆の津ミュージアム
枠を越え、埋め尽くす―大道寺幸子基金絵画作品八年の歩み
響野湾子詩歌句作品集
応募詩歌句作品アンソロジー
大道寺幸子基金表現展―小説・自伝・エッセイ全受賞作紹介
応募資格は死刑囚、そしてその表現第八回「大道寺幸子基金・死刑囚表現展」
死刑映画を観る
閉ざされた空間からの、精神の出口を求めて
『覚悟』〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬養三千代
5
重いかと思いきや、作品の完成度と素晴らしさに驚く。、三畳ほどの個室。のなかを想像してみる。絵画はB5サイズが最大なんだけど何十枚も堀の外の支援者が繋げるそうな。松田康敏さん平田昭さんが光る。林眞須美さんも。散文、短歌、三行詩も。同じ芸術分野でも当然楽器、歌唱はNG。そして拘置所の所長さんの裁量。温かい人そうでない人、色々だなと思った。実際に見てみたい。2020/06/06
trash
0
本の製作者たちの死刑反対思想には頷けないものの、死刑囚の人達の詩や絵をひとまとめにしてあるのを見られるのは良かった。特に短歌の部分は死刑囚でないと書けないのでは”刑死まで一度は見たし区切り無い月に太陽満天の星空”。でも、これで死刑賛成の人が反対になるといったら…疑問。2014/06/30