内容説明
政略結婚を嫌がる王女アリシアに母が持ちかけたのは、男子魔法学園に入学して婚約者候補から結婚相手を見つけなさいという、無理難題!ところがアリシアが恋をしてしまったのは、候補外の美しい召喚士ルシウスだった。なぜかルシウスはアリシアが女であることを知っていて「卒業までの間、僕のものになれ。例えばこんなことをされても―」と唇を奪われてしまい…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
13
スピンオフの方が良かったので、こちらも読んでみた。良い噂を聞かない、隣国の王子との結婚を回避するため、男子魔法学園に男装して結婚相手を探す王女アリシア。前世の記憶を思い出したのを期に、探すのをやめた途端にモテモテ。両片想いだけど、焦れる展開もなく、転生先がBL小説の必要もあったのかな。王女が護衛をつけてなかったのも、違和感があった。2018/05/02
梅みかん
11
主役二人がどちらも素直になれない事情があるがゆえに、端から見たら両想いなのに、片想い状態。 炎龍暴走はいくらなんでも女王様、やりすぎでは。最後は幸せそうでよかった。2020/12/12
anko
10
プリンスとプリンセスの両片想い。終わってみれば全て母=女王のシナリオ通りだったと言う。けど甘々ハピエンなので女王サマの読みがすごいのかな?魔術大会決勝の炎龍の暴走も本人は否定してたけど無いとは言えない気がする。同じ単語が短いインターバルで度々出て来るのが気になったのとこれ転生設定いったの?と思ったけど楽しくサクサク読めた。兄編を先に読んでたけどこっちがさきだったのね(≧∇≦)2017/08/17
でんか
7
うーん、のほうかな。ヒロイン一人称の文で読みやすい。物語自体は、転生・男装・転生先がBLゲーム・学園物とキーワードがあるんだけど、どれもイマイチ生きてなかったような。その設定要る?的な感じでした。両片思いものなんですが、別にそれがメインでじれじれしているというわけでもないしなあ。個人的に、なんとなく、あわなかったでした。2017/09/28
枕
4
オチが微妙で全体的に馬鹿らしく感じてしまった。ラストの盛り上がる部分に行く前の種明かしとだらだら続く説明で一気に冷めてしまい、全く楽しめず。転生も男装もどちらの要素も全く活かされていないのも非常に残念2016/08/19