感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaze
11
タイトルは軽いけれど、中身は結構骨太の日本語研究の書であった。フェリスの教授が書いた本だからこのタイトルなのだな。「足元をすくわれる」という表現に関する研究が具体的な手順で一歩一歩考察されていく過程がすごく面白かった。なるほどこれなら在野でも自由研究ができそうだ。第3章の古語辞典を使った「おじゃる」研究もとても良かった。古語辞典を通読したくなった。2022/03/11
あんこ
2
辞書に言葉が収録されるか過程とか辞書によってどういう解釈付けるか違うとか、昔の辞書の話とか…いろいろ分かって面白かった。辞書好きの方はぜひ。2014/04/29
すずらん
1
語彙力の無い私にとって、辞書は読書の相棒です。そんな辞書の、新しい魅力が知れて良かったです。2017/03/09
たか
1
いわゆる辞書本ですが類書とはやや趣が異なると感じました。著者がフェリスの 教授というのもあるのかもしれませんが大学の授業、ゼミ的な雰囲気の内容。 いずれにしても良書ですので辞書、日本語学、言語学などに興味ある方はぜひ。2014/10/24
ゆき
0
准教授が面白いよ〜とおっしゃっていたので読んだ。タイトルからは想像もつかない、高校生向きとは思えないしっかりした本だよと言われていたけどほんとうにそうだった。高校生のときにこれを読んでいたらもっと違う大学生(活)だったかもしれない… 日本語や日本語学に興味がある人はぜひ手にとってほしいです。2017/02/17