内容説明
松江城研究最前線。城郭研究の第一線研究者たちが最新の研究成果をまとめた論考集。論考15編収録。
目次
第1章 近世城郭としての松江城(日本城郭史における近世松江城;世界の城郭と日本の城閣―16・17世紀フランスから見た「城」の東西比較;日本建築史における天守建築―高層化を支えた建築技法 ほか)
第2章 天守(初期松江城天守の外観変化について―修理経過を通して見る松江城天守の変容;初期松江城天守の位置付け;松江城天守の構造的特色―天守は最上階祭祀空間のための高層建築 ほか)
第3章 城郭及び城下町(近世城郭の虎口構造について―城絵図からの構造分類を中心として;山陰三城の御殿建築;陸軍と松江城 ほか)