内容説明
数えきれないほどの種類が存在する釣りバリ。それはなぜ?また一見シンプルな形状に秘められた叡智と工夫とは?そのひみつに迫ります!
目次
1章 釣りバリの歴史
2章 釣りバリ各部の名称と効果
3章 代表的な釣りバリの例
4章 釣りバリができるまで
5章 続・釣りバリができるまで―表面処理
6章 フッキングパワーの伝達とタイミング
7章 バラシはなぜ起きる?
8章 釣りバリの色と魚の反応
9章 「がまかつ」さんに聞いてみた。釣りバリQ&A・製作ウラ話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshi
6
釣り針の歴史、種類、素材、製造方法などの基礎から、形状と機能の関係、各種釣り方に適した釣り針の選定方法など、釣り師には興味深い内容が盛りだくさん。 雑学もある。2021/09/30
じじちょん
3
釣り針自体は旧石器時代より使用されていた。日本では兵庫県に釣り針メーカーが集中しているが、平安時代から播州で縫い針の生産が始まっていたことが由来と。この本を読むと、針の加工もだいぶ特殊。魚の生態や習性をよほど研究しないと釣れる針は作れない。不便な針は淘汰され、現在に残る形が研究の結果だろう。あとで調べると国内外釣り針最大手企業「がまかつ」はシンガポールに本社があるんだね。2021/10/18