内容説明
幸田露伴に井伏鱒二、ウオルトンにヘミングウェイといわゆる釣り文学の古典はもちろん、伊集院静、桂歌丸、團伊玖磨、畑正憲など、釣りを愛した小説家、詩人、俳人、落語家、学者、政治家、俳優、音楽家…実に多彩な著名人が書いた古今東西の「釣りの名著50冊」を読み解いた。
目次
『幻談』幸田露伴
『老人と海』アーネスト・ヘミングウェイ
『魚の泪』大庭みな子
『二人の友』モーパッサン
『ブラックバス』神吉拓郎
『突堤にて』梅崎春生
『完訳釣魚大全1』アイザック・ウォルトン
『魔味談』佐藤垢石
『川釣り』井伏鱒二
『令嬢アユ』太宰治〔ほか〕
著者等紹介
世良康[セラヤスシ]
1948年広島県生まれ。大学中退後、編集者、コピーライター、夕刊紙記者を経て、フリーライターに。釣り歴は40年。清流のアユやヤマベ釣り、渓流のヤマメやイワナ釣り、海では磯のメジナやボートでのシロギス釣りなどに親しむ。村田春雄のペンネームで、釣り川柳集『17文字の釣り人生』をまとめる(つり人社刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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