内容説明
Part 1では、認知心理学の研究から明らかにされた教授・学習を行う際の基礎について述べている。Part 2では、子どもはどのように考え学習しているかという子どもの認知と、子どもの認知を考えた教科学習への指導について述べている。現在話題となっている学習に困難性をもつ子どもへの支援、授業形態、教育評価のあり方など、新しい理論や方法が現実に教室場面で役立つことを示した。
目次
1 教授・学習の基礎を学ぶ(教授・学習の理論的概観;教室での動機づけ;知識の構造と獲得;学習観・メタ認知・批判的思考)
2 認知心理学と教育実践の融合に向けて(数の理解と指導;読解と作文の理解と指導;科学的概念の理解と指導;社会的認識と指導;授業の形態;学習困難をかかえる児童への教育的支援;教育評価と授業)
著者等紹介
栗山和広[クリヤマカズヒロ]
1981年、広島大学教育学研究科博士課程前期修了(教育心理学専攻)。現在、愛知教育大学教育学部教授・博士(心理学)。専攻、教授心理学・認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。