目次
第1章 なぜガラス瓶なのか
第2章 ガラス瓶の概要
第3章 ガラス瓶調査の方法
第4章 ガラス瓶の種類と出土資料
第5章 近現代遺跡とガラス瓶
第6章 ガラス瓶の諸相
著者等紹介
桜井準也[サクライジュンヤ]
1958年新潟県生まれ。1988年慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了(史学博士)。慶應義塾藤沢校地埋蔵文化財調査室勤務、慶應義塾大学文学部非常勤講師、助教授を経て、尚美学園大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もるーのれ
4
近現代の遺跡から出土したガラス瓶を分類・集成した労作で、ガラス瓶の型録としても使える。今も存在する企業の製品は勿論、現存しない企業の製品、今は縁の無い用途(例えば結核に効くとされる薬など)の製品なども見られて、非常に興味深い。また、ガラス瓶の生産技術、ガラス瓶の形態や色調と内容物・使用方法との関係、遺跡毎のガラス瓶の組成などにも言及されていて、ガラス瓶でここまで分かるものなのかと驚かされる。2022/01/10
うしうし
4
県図書本。ほぼ斜め読み。コカコーラ瓶のデザイン(「ホッブル瓶」)が1910年代に流行したタイトスカートである「ホッブルスカート」から採用されたということを初めて知る。 (以下、アマゾン内容紹介より。一部省略)2006年刊行『ガラス瓶の考古学』に、新稿「コーラ瓶の型式学」を加えた増補版。 ガラス瓶は、わが国では主に近代以降生産・流通するようになったガラス製容器であるが、近代を語る物質資料として注目されてこなかった。しかし、近年は全国各地で実施される発掘調査においてガラス瓶が出土することも増えてきている。 2019/10/24
-
- 和書
- 国際経済法 (新版)