出版社内容情報
通史とピラミッド・ミイラ等のテーマ史10本を収録。
古代エジプト好きの方はもちろん、はじめて学ぶ方にぴったりの一冊。 はじめの1冊として読んでいただけるよう、わかりやすい文章と多くの図版を使いました。
通史、テーマの2部で構成され、通史では紀元前7000年頃の新石器時代から紀元前30年のプトレマイオス時代までを13の章にわけて説明しています。テーマでは、ピラミッド建設や食文化など馴染みの深い10のテーマから古代エジプトを解説しています。
また、筆者の20年以上にわたるエジプトでの発掘調査経験を活かし、最新の研究成果を盛り込みながら、比較的日本語概説書の少ない紀元前3000年以前の先王朝時代も丁寧に記述しています。
本書を通じて、古代エジプトを学ぶ楽しさをお伝えできれば幸いです。
はじめに
通史
第1章 ナイルと砂漠の大地(自然環境)
第2章 エジプト学の成り立ち
第3章 エジプト文明の起源(新石器時代)
第4章 上エジプトの文化(先王朝時代1)
第5章 下エジプトの文化と王朝成立(先王朝時代2)
第6章 ファラオと王朝文化の形成(初期王朝時代)
第7章 ピラミッドの誕生と展開(古王国時代1)
第8章 ピラミッドの絶頂と衰退(古王国時代2)
第9章 混沌と再生(中王国時代)
第10章 異民族の支配(第2中間期)
第11章 繁栄と改革(新王国時代1)
第12章 帝国と衰退(新王国時代2)
第13章 侵略と終焉(第3中間期?プトレマイオス朝)
テーマ
テーマI 神と神殿
テーマII 王 権
テーマIII 社 会
テーマIV ピラミッド建設
テーマV 都 市
テーマVI 古代エジプト語とヒエログリフの解読
テーマVII ワイン
テーマVIII パ ン
テーマIX ビール
テーマX 死生観とミイラ
図版出典一覧
王名表
馬場匡浩[ババマサヒロ]
1974年神奈川県茅ヶ崎生まれ。早稲田大学高等研究所准教授、博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学文学学術院助手(考古学)、日本学術振興会特別研究員PD、英国カーディフ大学客員研究員、早稲田大学文学学術院助教を経て現職。早稲田大学によるダハシュール北遺跡の調査を経て、2003年よりヒエラコンポリス遺跡の発掘調査を継続。専門はエジプト考古学。著書に『エジプト先王朝時代の土器研究』(六一書房)など。
内容説明
通史、テーマの2部で構成。通史では紀元前7000年頃の新石器時代から紀元前30年のプトレマイオス時代までを13の章にわけて説明。テーマでは、ピラミッド建設や食文化など馴染みの深い10のテーマから古代エジプトを解説した。著者の20年以上にわたるエジプトでの発掘調査経験を活かし、最新の研究成果を盛り込みながら、比較的日本語概説書の少ない紀元前3000年以前の先王朝時代も丁寧に記述している。
目次
通史(ナイルと砂漠の大地―自然環境;エジプト学の成り立ち;エジプト文明の起源―新石器時代;上エジプトの文化―先王朝時代1 ほか)
テーマ(神と神殿;王権;社会;ピラミッド建設 ほか)
著者等紹介
馬場匡浩[ババマサヒロ]
1974年神奈川県茅ヶ崎生まれ。早稲田大学高等研究所准教授、博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学文学学術院助手(考古学)、日本学術振興会特別研究員PD、英国カーディフ大学客員研究員、早稲田大学文学学術院助教を経て現職。早稲田大学によるダハシュール北遺跡の調査を経て、2003年よりヒエラコンポリス遺跡の発掘調査を継続。専門はエジプト考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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